鳶職は、現場の華形ともいわれる職業で建設現場に必要不可欠な存在です。
では、鳶職として独立を目指すならどのようなポイントを抑えておくべきなのでしょうか?
今回は、将来独立することを考えている方に向けて「鳶職の種類」や「鳶職の独立で失敗しないためのポイント」を足場鳶に絞って紹介していきたいと思います。
そもそも、鳶職って何?
「鳶職」とは、建設現場で高所作業を専門にする職人のことです。
鳶職の『種類』
・足場鳶
・鉄骨鳶
・重量鳶
鳶職には、上記のようにさまざまな種類が存在します。
「足場鳶」は、建設現場で足場の組立てや解体を専門に行う鳶職人のことです。
そして「鉄骨鳶」は、鉄骨を組立て建物の骨組みを作る鳶職人のことを指します。
「重量鳶」は、建物や施設の施工にてクレーンやフォークリフトなどさまざまな道具も使用し重量物の運搬する鳶職人のことです。
このように、一口に鳶職といってもそれぞれ仕事内容が分かれています。
独立で失敗しないためのポイント
独立する場合、事前の準備は欠かせません。
それでは、足場鳶の独立で失敗しないために知っておきたいポイントについて見ていきましょう。
●資金を貯める
独立するなら、まずはある程度のまとまった資金を貯めることが重要になります。
建設業界では、支払いが翌月ではなく2か月目以降になる場合も多く、そのような場合になったときのことを想定して最低でも2か月分の生活費や従業員の人数分の給料を確保しておきましょう。
いくら技術や資格があっても、運転資金が不足してしまうと事業が立ち行かなくなってしまいます。
●足場資材を用意する
足場鷲として独立するなら、仕事で使用する足場資材を自身で用意する必要があります。
足場の種類はひとつではなく「単管足場」や「枠組み足場」、「くさび緊結式足場」などいくつかの種類が存在し、部材の種類もさまざま。
また、足場工事では現場の状況に合わせて適した種類の足場を組立てる必要があるため、十分な足場資材を揃えなければいけません。
一般的に、1棟分の足場資材を揃えるのに100万円以上の金額が必要となるといわれており、事業を回すためには最低でも20棟分の足場資材を用意する必要があるといわれています。
しかし、独立してすぐに20棟以上の足場資材を揃えるのは難しいため、最初は足場資材のレンタルを活用することもおすすめです。
●足場資材を運ぶトラックを用意する
また、独立するなら足場資材を現場に運搬したり、移動したりするための運搬トラックを何台か用意する必要があります。
●保険に加入しておく
足場工事の仕事は、高所で行うため危険を伴います。
そのため、万が一のときのためにきちんと保険に加入しておくことが重要です。
足場工事に関するご相談なら『秀建工業』へ
秀建工業では、足場工事を承っております。
ぜひ、足場工事のことでお困りの際は、当社にお気軽にご相談ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、鳶職の種類や独立で失敗しないためのポイントについて紹介しました。
この記事が、将来独立を考えるあなたの参考になりましたら幸いです。